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Perfume / エレクトロ・ワールド


[Official Music Video] Perfume「エレクトロ・ワールド」

2018年の紅白で聴けて嬉しかった曲のひとつ。てっきり最新曲だけを披露するのかと思っていたので、懐かしいこの曲がまさかここで聴けるなんて!というサプライズも含めて。

この頃のPerfumeの曲はエレクトロに振りすぎていなくて、中田ヤスタカ氏も自分の色を出しつつ頑張ってアイドルの曲を作ろうとして作っている感があって、そのバランスがとても好き。

またこれくらいのバランスの曲を出してほしいな~と思いつつも、でも現在のPerfumeの立ち位置的にこういうのはもう難しいのかな、とも思ったり…。その当時だからこそできる曲、というのがある気がします。特にアイドルの場合は。 

Complete Best

Complete Best

  • Perfume
  • エレクトロニック
  • ¥2100

 

People In The Box -Kodomo Rengou- release tour @ 静岡UMBER

Kodomo Rengou

前回の記事のKEYTALKのライブから1日空けて、今度はPeople In The Boxのライブでした。

 

新譜を聴き込んで気持ちを盛り上げて、定番曲や手拍子を入れるタイミングなどをみっちり「予習」してからライブに行く…そういうライブの楽しみ方もある*1のですが、私はPeople In The Boxに関しては、あまりそういうことはしません。

Peopleのライブでは手拍子などの決まりごとは特に無く、客層も一緒に盛り上がるというよりもじっくり聴くタイプの人が多いので、覚えて行く必要を感じないからというのがひとつの理由。もうひとつの理由は、私はPeopleのライブを初めて観たときPeopleの曲を殆ど知らない状態だったのですが、Peopleの曲はそういうまっさらな状態で聴いてもスーッと入ってきてくれて、予習よりもむしろ終わってから復習して余韻に浸りたいという気分になるからです。

とは言え、今回の場合は同じ週にパスピエKEYTALKのライブがあったので、予習時間はその2バンドにあて、Peopleの新譜はそこまで聴き込まず…というのが正直なところでした。

 

終わってから、ああ良いライブだった、と思うと同時に、もっと新譜を聴き込んでからライブに行けばよかったなぁ、という後悔をしました。後悔、と言うとネガティブなイメージに聞こえますが、それは気持ちの良い後悔であって、後悔できたことで、私はこのPeople In The Boxというバンドが好きだな、これからももっと聴いていきたいな、と改めて思ったのでした。

 

今回のアルバム『Kodomo Rengou』についてですが、1周目聴いたときは、正直よくわからない、というのが本音でした。得体の知れない違和感がありました。

まず「子供連合」という日本語をタイトルにしているところからして今までと違う。

そしてリードトラックとして聴いた『かみさま』。歌詞がストレートだなぁ…と思いました。「かみさまはいつだって優しい嘘をつく」で始まり、「おはよう」「いってらっしゃい」という挨拶言葉が耳に残ります。


People In The Box「かみさま」Music Video

こうした歌詞のストレートさは他の収録曲にも感じられて、例えば『泥棒』の「退屈ちゃんと嫉妬は友達」「退屈ちゃんとストレスはなかよし」といった一連の表現も露骨だな…と。波多野さんの歌詞はフィクション性が高く暗喩的な表現が多いもの、という認識で聴いていたので、不意を突かれたような感覚でした。

 また、これまでのPeopleのアルバムは1枚ごとにコンセプトがあるように感じられたのですが、『Kodomo Rengou』を最初聴いたときは、そういったものが思い当たりませんでした。

でもきっとコンセプトが無いのではなく、単に私が気づいていないだけなのだろう、繰り返し聴けば見えてきそうな気がする、と思って何周か聴くうちにぼんやりと思ったのは、このアルバムは攻撃的で捻くれた作風と見せかけて、実はPeople史上最も日常生活感の滲み出た、良い意味で普遍的な音楽なのではないか?ということでした。『かみさま』をはじめとするストレートに感じられた歌詞の世界も、そのテーマに辿り着くのかな、と。自分のなかではまだぼんやりとして仮説ですが、ライブを観たことで、この曲たちのことをもっと知りたい、今後も聴いていきたい、と思えました。

 

*1:KEYTALKはまさにそのタイプのライブだと思っています。

KEYTALK Rainbow road Tour 2018 ~おれ、熊本で2番目に速いから~ @ 静岡SOUND SHOWER ark

Rainbow(通常盤)

前回の記事のパスピエのライブから3日空けて、同じく静岡SOUND SHOWER arkにて今度はKEYTALKのライブでした。相変わらずツアータイトルが長い。

 

KEYTALKのライブは開演前の会場BGMから楽しいです。毎回メンバーがそのライブのテーマに応じた選曲をしているそうですが、どのメンバーがどの曲を選んだのか、どういうテーマなのか、聴きながら考えるのも楽しみのひとつです。

今回流れていたのは主にこんな感じ。旅行・ドライブを連想させるプレイリストでした。

Cosmic Girl

Cosmic Girl

  • provided courtesy of iTunes
traveling

traveling

  • provided courtesy of iTunes
Driver's High

Driver's High

  • L'Arc~en~Ciel
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
青い車

青い車

  • provided courtesy of iTunes

 

ライブの1曲目は『ワルシャワの夜に』、2曲目が『暁のザナドゥ』、3曲目が『ロトカ・ヴォルテラ』と、3曲目まではアルバム『Rainbow』収録順通りのセットリストでした。そこから徐々にライブでの定番曲も交えつつ、間にくだらないMC(褒め言葉です。念のため)が入って、いつも通りのKEYTALKライブの雰囲気に。

『雨宿り』では義勝さんがベースを置いて、センターの巨匠と立ち位置を交換してハンドマイクで歌うという、おそらくKEYTALK史上初の試みがありました。あの義勝さんが、ベースを始めてからずっとベースでやってきた義勝さんが、そもそもボーカルどころかバンドマンになるつもりはなく裏方志望だった義勝さん*1が、まさかステージの中央に立ってハンドマイク一本で歌う日が来るなんて…意外でした。

 

旧譜からの曲も充実していて嬉しかったです。特に『アワーワールド』、私はこの曲が好きなのです。

KEYTALKの歌割りについては、リズミカルでスピード感のある部分は義勝さんが、伸びやかに歌い上げて聴かせる部分は巨匠が歌う、というパターンが多いのですが*2、この曲はまさにその王道パターンに則った歌割りになっていて、ツインボーカルバンドとしてのKEYTALKの魅力が味わえます。

ライブではボーカルチェンジする時に「よ・し・か・つ!」「きょしょー!」と相手の名前を言って切り替わります。これもツインボーカルならではの掛け合いなので、聴いていて楽しいです。

 

KEYTALKのライブは何回か行っていますが、私はライブハウスのサイズ感で観るKEYTALKが一番好きかな、というのを今回改めて感じました。

距離の近さはもちろんですが、私はKEYTALKの曲については小箱映えする曲のほうが好きなものが多いので、必然的に大箱ライブよりも小箱ライブのほうが好きなセットリストになります。それに、メンバーのMCも、大箱ライブのときよりも小箱ライブのときの方がリラックスしてグダグダ喋っている感じがして面白いです。またこのくらいの規模感のときに観に行きたいです。

*1:「まさかバンドで食うとか無理でしょ、みたいな。自分がやるようなことじゃないのかなと思ったりしたので。それは今でも思ってるんですけど」(KEYTALKの素顔に迫る・第3回「首藤義勝編」 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

*2:「なんとなく、このメロディはどっちが合いそうだというのは感覚であるんですね。リズム感があるメロディとか、メロディが詰まっていて早口になるところは僕が歌うことが多くて、広がる感じのメロディだったり歌い上げる部分は巨匠が合うのかな、とか」(【連載】 KEYTALKの わしらならこれ聴(キー)トーク 〔第31回〕|邦楽・K-POP