aircheck

好きな曲 / 気になった曲 / 観たライブ などについて書いています

パスピエ / 電波ジャック

 
ちょうど1年前、浜松窓枠でパスピエのライブを観ました。
本来ならその前の年に行われていたはずがボーカル・大胡田さんの体調不良により振替となり、それが東京でのツアーファイナルの後だっため図らずも「本当のファイナル」になってしまった公演でした。
そういった経緯と、大胡田さんが静岡県出身ということで凱旋ライブのような温かい雰囲気もあり、終始盛り上がっていました。
 
アンコールが終わり、メンバー全員が捌けた後も拍手が鳴り止みませんでした。
しかし客電が点き、客出しの音楽が流れてさすがにもう終わりだろう・・・と思っていたその時。ステージにメンバーが戻ってきました。
 
そしてキーボード・成田さんの「本当にこれが最後だよ」という言葉の後に始まったのがこの曲。
 
客電が点いたまま演奏していたので、普段滅多に顔を見せることがないパスピエ全員の姿が、この目ではっきりと見えました。
それまでどこかミステリアスなイメージのあった彼らのことをこんなに間近に感じてしまって良いのだろうか?という戸惑いと、興奮が入り混じった気持ちで揉みくちゃになりながら私はこの曲を聴いていました。
 
 
アルバムタイトルが『幕の内ISM』なのに対し、このツアータイトルは『幕の外ISM』と名付けられていました。これは「CDで聴く(内)」「ライブで聴く(外)」、CDで聴くのとは違ったライブならではの同時性も大切にしたい、という思いから付けたそうです。
その狙い通り、ライブならではの音楽の楽しさというものを改めて感じることができた夜になりました。