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aircheck

好きな曲 / 気になった曲 / 観たライブ などについて書いています

京佳(夢みるアドレセンス) / シャークガール'99

 
最近どハマりしていたアイドルソングがこちらです。
YouTubeだとフルの動画が見つからなかったのが残念・・・)
 
まずこの動画が可愛い。衣装が可愛い。京佳ちゃんが可愛い。しかしそれだけではなくて、この曲には私の個人的なアイドル楽曲のツボが詰め込まれている。
 
これは歌っている京佳ちゃんがサメ好きということから生まれた曲らしい。
ソロ曲はグループとしての楽曲以上にアイドル個人のキャラクター性を重視したものにしなければならないと思う。しかしあまりにも個人にフォーカスしすぎると、内容がマニアックなものになってしまって新規には近寄りがたい雰囲気になってしまう。
その点、この曲は普遍性を損なうことなく、彼女のキャラクター性もアピールした仕上がりになっている。新規の私でも「ああ、この子ってこういうキャラクターなんだな」ということがたやすく想像できる。
 
これは素人の想像でしかないのだけれど、アイドル楽曲はテーマ設定が重要で、「次の単語を使って文章を描きなさい」という問題のようなものなのかなと思っている。
この曲はアイドル側から提示された「サメ」というモチーフをきちんと消化している。それも、イロモノ的な扱いではなく、あくまで「可愛い女の子の曲」として。
まだ表情にあどけなさの残る少女に「女の子って可愛い顔して本当は怖いんだよ」というメッセージを歌わせるのは、アイドル楽曲におけるひとつの様式美だと思う。
一見「可愛い」からかけ離れたモチーフを「可愛い」に落とし込むところに歌詞作りの面白さを感じるし、それが最終的にアイドル楽曲の様式美に着地しているところが美しいと思う。
 
曲調も60年代風で面白い。私はこの手の、現代のアイドルに敢えてレトロな曲調をあてるのが本当に好きだ。「他人が書いた曲を歌う」というのがアイドルの面白さの一つだと思う。若い女の子におじさん世代が聴いてきた音楽を当てはめると、そのような「他人が書いた曲を歌う」というアイドルらしさがより引き立つような気がしている。
 
メロディもキャッチーで、コールしたくなるようなポイントも盛り込まれていて、聴いていて楽しいです。
他のメンバーソロ曲もそれぞれの個性が出ているし、グループの曲も面白いものがあったので、夢アドのことが少し気になりはじめています。