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ASIAN KUNG-FU GENERATION / リライト

 

フジソニック2016に行ってきました。

この日のハイライトは何といってもアジカンの「リライト」です。

一緒に行った友人がアジカン好きだったのでわりと前方の真ん中寄りで観たのですが、何せヘッドライナー、しかも会場は彼らの地元である静岡県*1だということもあって、この日の会場はアジカンのホームだったように思いました。

登場する前からまだかまだかという熱気がすごくて、始まった途端に大規模な圧縮が発生。普段、激しいアクトは前方で観ることの少ない私にとって、あんなにわかりやすい圧縮を見たのは久しぶりで、ロックフェスに来た感を実感しました。

そして3曲目でついに「リライト」。イントロが鳴った瞬間、待ってました!と言わんばかりの歓声が響きました。

この「待ってました!」という空気は、もちろんこの曲がアジカンの代表曲だから、というのもあるのですが、おそらくもうひとつ理由があります。

というのは、この日、アジカンの前の前の番であったレキシのときに後藤さんが"ハッピー八兵衛"としてサプライズ登場したのですが、そのときに、

 

池田「いいの?ここで歌ったら、リライトできなくなっちゃう」

観客「えーーー!!!」

池田「そこは『えー!』なんだ(笑)。わかりやすいなー」

観客「やだーーー!!!」

観客「リライトしてーーー!!!」

池田「『リライトしてー!』って(笑)」

後藤「・・・やるよ、リライト」

 

という、まさかのご本人によるセトリネタバレ、「リライトやるよ」宣言があったのです。

そのくだりが完全に前フリとして機能していたということもあって、あの「待ってました!」という空気になったんじゃないかと思います。

予想通りサビは大合唱。合唱って、ライブの場の雰囲気によってはやるべきではない場合もあるとは思うのですが、この日の、この曲の、この部分は、合唱するのが圧倒的に正しく思えました。

私も気付いたら歌っていました。歌えたことに自分でも驚きました。私は今でこそ邦ロックを聴きますが、実はアジカンが出てきた頃はこの手の邦ロックが全然好きではなくて、彼らの曲も聴いてこなかったんです(なので同年代の邦ロック好きな方とお話ししていると、わからない話題が結構あります)。そんな私でも、この曲のサビが全部歌えたんです。

これってすごいことじゃないですか?だって、今の時代にそういった「邦ロックが好きではない人でも歌える邦ロックの曲」ってありますかね。あったらごめんなさい。もちろん、この曲がリリースされた当時と今とでは、音楽を取り巻く環境が異なるので、今の若手バンドとそのまま比較するのは難しいことだとは思うのですが、それでもやっぱりすごいことだ、この人たちはスターだ、と思わされました。

  

 

*1:ボーカルの後藤さんが島田市出身、ベースの山田さんが富士宮市出身。